タイトル | : あとがき |
記事No | : 193 |
投稿日 | : 2006/07/02(Sun) 02:27 |
投稿者 | : SLマスター |
なんか長い気がします。 削れそうなところを教えて下さい。
ここまでおつきあい下さいまして有難うございます。ショートキャンペーンシナリオ『夢見石』第一話『セロ村殺人事件』、いかがだったでしょうか。 前書きでも触れましたが、私のマスタリングは、選択肢の幅が広く自由度が高い、NPCが多いなど独特ですので、それを文章化するのはとても大変でした。その場の雰囲気でアドリブを入れたり脳内補完をすることが多いので、それらを補ったり、一つ一つ指針として書き加えたりしている内にこんな厚さになってしまいました。当初のシナリオは30ページでしたが、完成してみると90ページを超える厚さになってしまいました。 マジックアイテムの設定(ほとんどカースアイテムですが)や村の詳細設定などを加えた結果ボリューム大ですが、シナリオとしてだけでなく設定資料集としても利用できるようなっており、さらにリプレイとして『あるプレイの記録』までついていて読み応えは充分だと思います。 この本は『小さな世界の物語』特別編と題している通り、私たちが刊行しているリプレイ小説『小さな世界の物語』とリンクしていますが、読んでいなくても判るように汎用シナリオとして書き換えています。もし、この本を読んで興味を持っていただけたら是非小説の方もご覧下さい。 下巻収録の第二話では、夢見を境にして現在と過去を旅します。その体験は、まるで自分が二人いるかのような感覚で、現在と過去が交錯し、そしてタイムスリップという結果が待っています。この『夢』や『タイムスリップ』も私のマスタリングの得意技です。 第三話では、迷宮攻略を行ないます。迷宮の考察を持っていなければ、ネームレベル相当の迷宮を、順調に成功して5〜6レベルの冒険者達に攻略させるという一見無謀なことを行ないます。今まで戦闘が少なかったので、戦闘好きな人は是非ここで活躍して下さい。 下巻の設定資料として、セロ村発祥の真実、『夢見石』の原石の謎などを掲載します。 最後に、下巻も宜しくお願いいたします。
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